「俺さぁ企画部のエースになった、みなみのおかげだよ…有難う…。」嬉しそうに話す夫に、私は心から喜ぶ事が出来なかった。何も知らない夫を騙している苦しさからぎこちない笑顔を浮かべる事しか出来なかった。あの...